最後で台無しにするのが常識の世界

最後で台無しにするのが常識の世界

このブログの記事は全て個人的な意見です

アンケート結果がエセ心理学を望んでいたので

はいどうも

今回はタイトルの通りTwitterでアンケートを行った結果、エセ心理学と有象無象会談の要望が投票数的に多くみられたのでエセ心理学の方を今日は書いて行こうかなと思います。

有象無象会談はゲストを探したあとインタビューや書き起こし、扉絵のイラスト作成などかなり手間が掛かるんですよね。

今日のテーマは絞ったものではなく一つの記事にはできないような内容が薄いものをどんどん書いていくので多少雑多になるかもしれませんがご了承ください。

 

 

目次

その3 • 承認欲求について

その4 • 依存について

その5 • マナーとルールについての捉え方

その6 • 認知の再解釈

 

 

その1・第一印象

皆さんよく耳にするかと思います

 

「人間、第一印象が大事!」

 

実際、第一印象はかなり重要なものですよね

初対面で作られたイメージを覆すことなんて中々に難しいものですし。

この第一印象、どうやって構築されているかというと

意欲的特徴+知的特徴+性格特徴=第一印象

みたいな感じで構築されるんですよね。特徴の概念は文字通りのものなんで深く考えなくて大丈夫ですよ。

 

で、重要なのはその特徴をどのように捉えているかですね。

特徴を捉える上での主な手順は

観察→判断→推定

みたいな感じです。この過程を経て人は第一印象を決定する上での特徴を捉えていきます。

ここで大事なのはこの過程を経た結果とは第一印象を決定する側の個人差によって大きく左右されることです。

その個人差(要素)がこちら

  1. コンセンサス一致性の度合い
  2. 一貫性:いつも出来るかどうか
  3. 弁別性:他のものと比較

だいぶザックリしちゃってるので1つずつ説明していきますね。

コンセンサスっていうのは心理学だとフォールス・コンセンサスとか言われてるアレのことです。要は自分の意見と相手の意見は同じだと思っている的なもんですね。

わかりやすく例で言うと

・この言葉は相手が喜ぶ言葉だ(感受性の一致を決めつけている)

・日本人なら朝ごはんは和食が一番良い(食生活の”以下同文”)

・この服は誰が見てもイカしている(センスの”以下同文”)

的な感じで個人差のある価値観などの基本は自分であるといったような感じで第一印象を決定する上で観察します。

これが1つ目ですね。

 

これが一番重要であとの2つは微妙なんでササっと解説しますね。

一貫性はいつもそれが出来るかどうか。要は面接とかでも付け焼き刃な感じだとダメですよね。大体は(あ、こいつ今回だけだな)とか見抜かれます。勉強で言う一夜漬けです。これが2つ目です

 

弁別性は他のものと比較することです。人間で言うと2人の個人差の識別の程度の高さなどから判断するようなものです。

要は

Aが 

BとCを見て 

違いを見比べる 

的な他人同士での比較です。何かあるごとに元彼・カノと今彼・カノを比較するビ◯チ・ヤリチ◯がよくやるやつですね。これが3つ目です。

 

だいぶ解説で脱線しちゃったけど要約しますと

第一印象は特徴から作られるがその特徴は第一印象を決定する側の人の持つ価値観によって大きく左右される。です

 

ゴミ屋敷で育った人が一般的に見ると片付いていない家に住む人にお呼ばれしても悪い印象は抱きにくいような感じです。

あ、第一印象は初対面と初対面時の別れ両方を合わせての第一印象になるので最後まで気を抜かないようにしてくださいね。

 

私は比べられることが大っ嫌いなので強烈な印象で初っ端から比較できる相手を消し飛ばすことが趣味です 。対戦よろしくお願いします

 

その2・アイデンティティ

アイデンティティとは自我同一性のことですね。

自分が何者かと言う”問い”に対する”答え”のようなものです

某鬼ごっこゲーじゃないからな

 

まぁこのアイデンティティ、いろんなとこで出てきます。職業だったり所属している団体だったり、人間像だったり

そんなアイデンティティ(自我同一性)を看護哲学家であるエリクソン

「達成vs拡散」が多くの人が青年期に活性化する課題であり、その後の人生を大きく左右すると考えました。

この話については色々と難しい話になっちゃうので少し方向を戻します

 

さて、現代はネットが普及し誰かと繋がっていなければ不安であるような信頼と仲間の固着化が顕著で、社会的な関係などが多くなりがちな流動化社会

構造化され安定しているものと捉えられてきた成人期は決して安定的なものでは無くなり「生き方モデル」のない時代へ突入しました。

時代の変化によって青年期〜成人期とはアイデンティティを自己形成されるものとされてきましたが、社会現象的変化から見るとこの自己形成のみでは長い人生が支えきれなくなりアイデンティティの模索が一生を通じての課題となりました

この模索が必要となる時期がアイデンティティの危機ってやつですね

 

その危機を乗り越えるためにアイデンティティの再構築を行う必要があるわけですね。

ちょっとわかりやすく喩えましょうか。

アイデンティティとはものさしのようなものです

自身が決めたラインや価値観、思想を表すものさしみたいな物なんです。

 

このものさしは子供時代だと周りの大人のものさしを取得することになります。

この周りの大人のものさしを青年〜成人期にどのものさしはいるか、いらないかの取捨選択を行い再構築することで自分専用ものさしとして完成させます。そして中年期にまた再々構築を行って〜って流れが人生でのアイデンティティ再構築の流れですね。

 

ここで肝心なのが

この発達課題が最も活性化する青年〜成人期までにものさしの再構築ができないとアイデンティティの危機に陥り「自分とは?」と言う問いに答えることが出来なくなります

 

あなたのものさしは借りパクしたものさしではないですよね?

マイものさし、作りましょう。

 

 

その3・ごめん飽きた

 

 いや、正確にはまだ書きたいことがあるんですけど

 2つの内容だけで思ってた以上に長くなっちゃいました。今の文字数が2290文字くらいなんで普通に一つの記事並みに長くなっちゃったんですよね

こういう複合記事はまた定期的に出そうかなって思います。

 

最後にものさしを持たない人間は存在しません。自分を見失った人は1から作り直そうとする無謀な馬鹿にならないよう気をつけてください。

ベースを取捨選択し、再構築することが重要なのです。

それでは